1 学校のプロフィール
本校は昭和元年に開校し,かつて陶磁器産業でにぎわいを見せた,瀬戸の旧市街地を校区にもつ。学校の近くには良質の粘土や珪砂(けいしゃ)が採れる粘土鉱山もある。児童数は昭和30年代には1,500人を越えたが今では激減し,現在は290名,11学級で教職員数18名の規模である。ここ数年,瀬戸市全体で新たな学校を目指し,『特色ある学校づくり』に取り組んでいる。本校も英語活動等で特色ある教育活動を推進している。
2 実践研究の経緯・内容・成果
(1) 英語活動への取組の経緯平成11年度に『総合的な学習の時間』試行の一つの取組として,英語活動を6年生で始めた。目標を『コミュニケーション能力の育成』においての実践である。平成12年度は活動が各学年に広がり,児童も興味をもち始めた。実践をしていく中で,ALTと英語活動支援ボランティアの協力が得られるならば,学校として組織的に取り組んだ方がよいという方向で意見がまとまり,組織を立ち上げ,計画的に実践できるように準備した。平成13年度からはカリキュラムを作成し,1年生から6年生まで英語活動を実践した。本年度はカリキュラムを見直し,活動内容にも工夫を施し,より充実した活動を目指している。(2) 英語活動の考え方と実践内容ア 基本的な考え方
- 言語習得を主な目的とせず,児童の興味・関心・意欲の育成に重点をおく。
- 身近な英語を取り扱い,楽しさの中にも英語に慣れ親しむような工夫をする。
- ネイティブスピーカーと英語活動支援ボランティアの協力を得て,人とのコミュニケーション(触れ合い・かかわり)能力を育成する。
イ 実践内容
- 授業は1単位時間45分(あいさつタイム・歌タイム・練習タイム・挑戦タイム・ふり返りタイム)で実施し,ALTの派遣日に合わせて計画する。
- 指導は学級担任・ALT・ボランティアの3者で行う。ALTが派遣されない場合は担任とボランティアの2者で行う場合もある。
- 活動内容は年間計画に基づいて担任が案を作成し,ボランティアの助言や,ALTの意見やアイディアを交えて,案を練り直したもので実践する。
(3) 成果と課題ア 成果
- 英語活動支援ボランティアの協力により,各担任が安心して取り組んでいる。
- 活動を進めるうちに,外国の人や英語に対して物怖(ものお)じしなくなり,児童も教師も自信がもてるようになった。
イ 課題
- 教師の力量向上を目指す必要がある。(現職教育で授業研究等を実施)
- 評価はどうあるべきか。
- 中学校の英語学習との関連はどうするべきか。
小牧市は, 名古屋市の北部に位置し,名古屋市のベッドタウンとして発展してきた。 人口約15万人の市である。本校は,小牧市のほぼ中央にあり,本年度で開校27年目を迎える。 1年生から6年生各3学級と特殊学級2学級の20学級規模の学校である。 他に外国人児童が10人以上いるため,国際理解学級も設置されている。
(1) 英語活動への取組の経緯
平成12年度から英語活動に取り組むことになった。本校の英語活動は,国際理解の一環としてではなく, 英語活動そのものを研究することであった。平成11年度の後半で英語活動のカリキュラムを検討し, 1年生から6年生までの活動内容を考えた。年間活動に沿って進めてきたが, 随時改訂を重ねてきた。平成12年度2月には,発表会を行った。
(2) 内容
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(3) 成果と課題成果としては,英語活動を低学年から始めることの重要性が分かっ たことや,児童に,外国の人と物怖じしないで話そうとする態度が芽生えたこと, 教師側も英語に対する不安感が和らいできたことがあげられる。課題としては, 内容をどのように充実させていくか,また中学校との連携をどう進めていくかという ことがあげられる。
実践事例3 「英語活動を楽しむ子の育成」
本校は,各学年2学級の12学級規模の学校である。本校のある田原町野田地区は,以前は農村地帯だったが,新興住宅地ができ,そこから通う児童が3分の1を占めるようになってきた。本年度は,児童数307名,教職員数20名である。
(1) 経緯田原町では,国際化時代に向けてアメリカ・ジョージタウン市と姉妹都市提携を結んで人的・文化的な交流を推進している。このような流れと地域の実情を踏まえ,小学校へ「英語活動」を導入した。それは,外国人と触れ合いながら,英会話に触れたり外国文化に慣れ親しんだりする機会を設けて,児童の国際感覚を養い,未来社会を担う人づくりに,より一層努めたいと考えるからである。あえて「英語活動」と銘打ったのは,歌やゲーム,簡単なあいさつなど体験的な活動を中心に,英語に慣れ親しみ,楽しむ活動が展開されることを願ってのことである。
(2) 内容
(3) 成果