県立学校「総合的な学習の時間」に関する研究

1 はじめに

 平成11年3月に告示された学習指導要領は,児童生徒に「知識を一方的に教え込む教育を改め,自ら学び,自ら考える力などの『生きる力』を身に付けさせる」ことをねらいとしている。このねらいを具現化するための時間枠として,総合的な学習の時間が創設された。
 平成12年4月からの移行措置で,総合的な学習の時間の実施が始まったが,現在取り組んでいる学校でも,運営上の課題や改善すべきことが山積している現状がある。また,高等学校においては,まだ実践している学校は少ない状況もある。この新しい学習活動の時間が各学校で円滑に本格実施できるよう,本センターでも研究協力校と連携し,研究を進めてきた。本年度は,特に,総合的な学習の時間の評価の在り方を中心に研究を進めている。

2 研究の目的
 総合的な学習の時間の指導方法及び実施上の諸問題について研究を深め,各学校の総合的な学習の時間が円滑に実施されるように支援する。

3 研究の方法及び内容
 研究協力校8校(祖父江高校,碧南工業高校,豊田東高校,安城南高校,加茂丘高校,名古屋盲学校,豊川養護学校,小牧養護学校)と連携し,以下の内容について研究を行う。 

 (1) 研究協力校の実践事例・研究資料に基づき,総合的な学習の時間の運営方法・指導方法について整理・分析を行う。また,諸条件の整備のための具体的手順を明らかにする。
 (2) 総合的な学習の時間の評価の在り方について研究する。
 (3) 研究の成果を研修講座に生かすとともに,研修講座で提起された実践上の課題について具体的な解決方法や支援の在り方について研究する。
 (4) ホームページを開設し,研修講座の概要や研究成果を逐次発信していく。