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浄水小学校

「心豊かに生き生きと学び合う子ども」
―「新しい自分を求める」総合学習の展開―

1.学校のプロフィール

2.研究の概要

   (1)研究主題の設定理由

   (2)研究内容

3.研究成果

1.学校のプロフィール

本校は,全校児童数206名,8学級(特殊学級1)の小規模校である。豊田市街の西北の丘陵地に位置し,自然を多く残し畑作を中心とした農耕地と,宅地造成による住宅地に二分された地域である。今後,名鉄豊田線浄水駅を中心とした住宅化が進み,児童の増加と核家族化の傾向は強まることが予測される。平成6年度より,本校南500mほどに豊田市立豊田養護学校が開校されたのを機に,互いを理解し思い合う心豊かな子どもを目指した交流活動に取り組んでいる。

2.研究の概要

(1)研究主題の設定理由

本校児童は,素直で明るく好きなことには熱中できるが,自分の思いや願いをうまく表現したり,学習で得た知識や技能を生活の場に生かしたりすることができない等,学習活動への取組が受け身的である。また,少子化,核家族化の傾向が強まる中,体験活動や子供同士のかかわり合い,地区の人々とのかかわり合いも不足してきている。このことから,地域の自然や特色を生かした体験活動や,豊田養護学校との交流活動を中心に,研究主題を「心豊かに生き生きと学び合う子ども」とし,「今までの自分」から「新しい自分づくり」を目指した総合学習の研究に取り組むこととした。

(2)研究内容

研究によって目指す子供像を,@互いを思い合う子供,A自ら学び自ら考える子供,B自分の思いや願いを表現できる子供とし,以下の内容を重点に取り組んだ。

ア 「今までの自分」から「新しい自分」
  自分なりの思いや願いを伝えることができなかった今までの自分を打ち破るた
  めに,調べ学習を通して確かな考えをもたせ,併せて,ポスタ−セッションを中
  心とする発表の場を意図的に設定することで,表現の仕方を身に付けさせ,自
  信をもって発表できる新しい自分を見いだす。
イ 体験活動を通した「学び」の確保
  子どもの問題解決を支援するために,見学する,体験する,触れてみる,味わ
  う,作ってみる,調べるなどの体験活動の場を取り入れる。また,それらの体
  験に対する「ふり返りの場」を知識の定着の場として位置付け,常に学びの場
  面を確保していく。また,ボランティア講師による問題解決のための追究活動
  を支援するよう,ボランティア講師の活用を図る。
ウ 豊田養護学校との交流活動を通した豊かな心
  交流活動を計画的に長期的に意図的に実施し,できるだけ多く直接触れ合う
  ことがきる場を設定する。直接体験から今まで気付かなかったことに気付いた
  り感じたりすることで,互いを理解し思い合う心豊かな子供の育成を目指す。

■子供たちの学習実例

・3年生
「浄水のいいところ発見」

学区の地図作り

伊保川での水遊び

・4年生
「ぼくらはごみと水の研究家」

水野さんの話を真剣に聞き入る子供たち

・5年生
「育てて食べて考えよう!ぼくら食べ物探検隊」

アリエルさんによる本場のカレー作り

・6年生
「見つめよう!自分のまちの未来を
  −自分のまちのやさしさ見つけ−」

上豊田駅での車椅子体験

3.研究成果

ア 問題解決を図る調べ方を知って,自分なりの思いや願いを表現したり伝えた
  りするようになった。その結果,子供同士の話し合いに深まりが出てきた。
イ 交流活動では,教師主導から子供の手による活動を進めた結果,相手の気
  持ちを考えたりよさを知ったりした行動が今まで以上に多く見られるようになっ
  た。
ウ 総合学習に対する教師自身の興味・関心が高まり,積極的に地域へ飛び出
  し,教材づくりに力を注ぐようになった。その結果,地域素材の教材化を図るこ
  とができた。