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1 実習室の環境
ここでは、次の環境を想定して解説をしていきます。
アクセス権を設定するパソコン Windows XP Professional を搭載したもの
Windows XP Professional は、複数のユーザーが一台のコンピュータを使う場合や、複数のコンピュータを、ネットワークで繋いでお互いに共有する場合でも快適に利用できるように設計されたOSです。ファイルやフォルダ単位でユーザーごとに細かくアクセス権の設定ができるようになっています。
実習で生徒用のフォルダを作成し、生徒やグループごとにアクセス権を設定できますので、生徒も安心できるし、間違ってファイルを上書きしてしまうこともありません。
ここでは、ユーザーアカウントの登録からフォルダ単位のアクセス権の設定の方法までを説明していきます。
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2 目次
1 ユーザアカウント
・ユーザーアカウントの登録
・パスワード設定
2 「マイドキュメント」フォルダの非共有化
・フォルダのプライベート化
3 アクセス権設定前の準備
・NTFSフォーマットの確認
・「簡易ファイルの共有を使用する(推奨)」のチェックをはずす
4 アクセス権設定
・アクセス権の設定
アクセス権を設定する前に、ユーザの登録をする必要があります。
「情報」の授業の実習で使うことを想定して、ここでは生徒のユーザアカウントを登録します。
生徒番号をそのままアカウントにして、それぞれに、パスワードを設定します。
ユーザーアカウントの登録
Administratorの権限でWindowsXPにログイン →「コントロールパネル」をクリック
「ユーザーアカウント」をクリック
「新しいアカウントを作成する」をクリック
(既にあるアカウントの情報を変更する場合は「アカウントを変更するを」クリック)
アカウントの名前を入力します。ここでは生徒番号をそのままアカウントにします。
「1101」と入力して「次へ」をクリック
アカウントの種類を選択する画面が現れます。生徒用ですから、ここでは「制限」を選択して「アカウントの作成」をクリックします。
「制限」つきで「1101」のアカウントが作成されました。
「制限」つきですからプログラムのインストールや各種ファイルへのアクセス権の設定などは自由にできません。
作成したアカウント「1101」をダブルクリックして開く。
パスワード設定
作成したアカウントにパスワードを作成します。
パスワードを持たないアカウントは、ユーザー登録しても他のパソコンからWindowsXPProにアクセスできないので注意してください。
「パスワードを作成する」をクリックする。
「新しいパスワードの入力」にパスワードを入力 →「新しいパスワードの確認入力」に同じパスワードを入力 →「パスワードの作成」をクリック
必要に応じてパスワードのヒントを活用します。
パスワードを忘れないように!
パスワードで保護された「制限つきアカウント」「1101」が作成されました。
以下同様に生徒分だけアカウントを作成します。
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フォルダのプライベート化
通常 Windows XP Professional の「マイドキュメント」フォルダは、他のユーザーからもアクセスできますが、他からのアクセスを禁止したい場合は、フォルダをプライベート化することで保護できます。
Windows XP Pro はファイルやフォルダごとに詳細なセキュリティ設定が行えるので使い分けましょう。
「マイドキュメント」を選択して右クリック→「プロパティ」をクリック →「マイドキュメントのプロパティ」で「共有」タグを選択
「ローカルでの共有とセキュリティ」で「このフォルダをプライベートにする」にチェックを入れる →「OK}をクリック
現在ログオンしているユーザーアカウントにパスワードが設定されていない場合、次の警告ダイアログが表示されます。
現在ユーザーアカウントのパスワードがありません。このフォルダをプライベートにしても、誰でもログインしてこのフォルダにアクセスできます。
パスワードを作成しますか?
「はい」をクリックしてパスワードを設定する(アカウントのパスワードを設定したのと同じ要領です)。
フォルダをプライベート化した場合、ほかのユーザの「マイドキュメント」を開こうとしてもエラーがでて開けません。
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アクセス権を設定する前に、いくつか確認しておかなくてはならない事があります。
NTFSフォーマットの確認
Windows XP Professional でアクセス権を設定するためには、NTFSフォーマットでなければいけません。FATやFAT32でフォーマットされている場合は、設定することはできません。
「マイコンピュータ」→ アクセス権を設定するドライブを選択 →「詳細」の「ファイルシステム」を確認
NTFSであることを確認してください。
NTFSでない場合は、フォーマットし直す必要がありますが、その際はそのドライブにあるすべてのファイルは消えてしまいますので注意が必要です。
「簡易ファイルの共有を使用する(推奨)」のチェックをはずす
NTFSでフォーマットされていれば、アクセス権を設定するフォルダを選択、右クリック、「セキュリィティ」タブでアクセス権を設定することになりますが、Windows XP Professional ではデフォルトではこの「セキュリィティ」タブは表示されません。これを表示させることで、フォルダやファイル単位でアクセス権を設定できるようになります。
「マイコンピュータ」→「ツール」→「フォルダオプション」→「表示」→「簡易ファイルの共有を使用する(推奨)」のチェックをはずす →「OK」をクリック
XPのHomeEditionではこの項目はありません。HomeEditionでアクセス権を設定する場合は、セーフモードで起動して、コマンドプロンプトで「cacls」のコマンドを使用して設定します(詳細は「cacls /?] として使用方法を表示してみてください)。
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アクセス権の設定
NTFSフォーマットが確認できたドライブにおいて、生徒に共有させるフォルダを作成します。
ここでは「共有」というフォルダを作成しました。
「共有」フォルダを選択して右クリック →「共有とセキュリティ」をクリック
「共有のプロパティ」→「共有」タブ →「このフォルダを共有する」→ 共有名を入力 → 「アクセス許可」をクリック
「Everyone」に対して読み取りの許可が与えられています。この前に生徒番号でアカウントを作成してあるのでそれを追加してアクセス権を与えます。
「Everyone」を選択して削除をクリックする。
「共有のアクセス許可」→「追加」をクリック
「ユーザーまたはグループの選択」で場所がこのコンピュータ名になっていることを確認します。
「詳細設定」をクリック
「今すぐ検索」をクリック → クライアントマシンからアクセスできるようにする生徒(アカウント)を(複数)選択 →「OK」をクリック
選択された生徒(アカウント)を確認して「OK」をクリックする。
「共有のアクセス許可」で選択した一人一人に対してそれぞれアクセス許可を指定(「変更」、「読み取り」にチェック)する。
「共有のプロパティ」において「OK」をクリックする。
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